ブンブンママのハテナにお答えします

Q.10

提出課題の文字数をオーバーしてしまいます。

A.10

提出課題はできるだけ原稿用紙の字数で収まるように書きたいものです。1~2行程度であれば構いませんが、何行もあふれて書いているようなときは、字数に合わせて書くようお子さまに声をかけてあげてください。はじめはうまく収まらなくても、練習を重ねることで、簡潔に文章をまとめる力が身についていきます。

まとまりのある作文を書くためには、下書きをして推敲する習慣を身につけるのが一番です。もちろん、楽しみながら自由にのびのびと書くことは、作文を書く上でとても大切なことです。しかし、頭に浮かんだことをだらだらと書いていくと、内容がしぼられずに読み手に伝わりにくくなることがあります。作文は人に読んでもらうものですから、やはり読み手を意識して書くことを心がけたいですね。思い浮かんだことをいきなり原稿用紙に書くのではなく、まずは思い浮かんだことをメモに書き出してみましょう。そして、メモを見ながら下書きをします。下書きは何度も読み直し、重複している部分を省いたり、わかりづらいところを他の表現に変えたりといった作業をくり返しましょう。話し言葉と書き言葉の区別も意識できるといいですね。おうちの方は「赤ペンコーチにちゃんと伝わるように書こうね」などと声をかけ、読み手を意識して書くように促してあげてください。

日頃から指定の字数に合わせて簡潔に文章を書く訓練をすることで、学校や入試でも役に立つ力を養うことができます。情報化・グローバル化による変化の激しいこれからの時代、考える力のバロメーターともいえる、作文・記述力が今まで以上に重視されています。ブンブンどりむで毎月着実に学習を積み重ね、条件に合わせて記述する力や自分の考えをわかりやすくまとめる力を身につけていきましょう。

提出課題の文字数をオーバーしてしまいます。