ブンブンママのハテナにお答えします

Q.8

解答例にはないけれど……。テキストの答え合わせに迷います。

A.8

テキストの答え合わせをするとき、接続詞の使い方をはじめ、表現方法が正しいのかどうか、判断に迷うことはありませんか。作文の答えは一つではありません。同じテーマで書いた作文でも、書き手によって言葉の使い方や表現方法はさまざまです。ですから、解答例はあくまで一つの例として考えてください。

正しい文章が書けているかどうか判断に迷うときには、まずはお子さまに「表現したかったこと」「伝えたかったこと」について詳しく聞いてみましょう。そして、お子さまの意図を理解した上で、もう一度作文を読んでみてください。意味の通る文章になっていれば、正解にしていただいて大丈夫です。

意味がうまく通っていない場合は、どのような表現にすれば読み手にわかりやすく伝わるかを、お子さまと一緒に考えて話し合ってみましょう。おうちの方にとっては「こんなことを考えていたのか」という発見にもなるでしょうし、お子さまにとっても「次はこんなテーマで書いてみよう」という新しいアイデアが浮かぶきっかけになります。

作文は人に読んでもらうものですから、読み手を意識して書くことが大切です。原稿用紙に書く前に下書きをし、何度も読み直す習慣を身につけましょう。わかりにくい表現があれば他の表現に変えたり、話し言葉と書き言葉を区別できているか、漢字や表記が間違っていないかなども意識しながらチェックしたりするといいですね。まずはお子さま自身に自己チェックをさせてあげてください。どの教科でも役に立つ「見直し力」も身についていきます。お子さまが自分で気づいたときは、「よく気がついたね! すごいね」とほめてあげてください。お子さまが気がつかなかったところは赤ペンコーチが丁寧にアドバイスさせていただきます。

解答例にはないけれど……。テキストの答え合わせに迷います。