• 作文の書き方

作文力アップのコツ【5W1H使って文章を書こう】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

2023年10月から月2回、朝日小学生新聞で「ブンブンどりむ」の連載がスタートしました。
その名も「さくっと書ける文章教室」

作文がうまくなりたい小学生に、作文の通信添削講座「ブンブンどりむ」がコツを教えます。
第23回は「5W1Hを使って文章を書く」がテーマです。

できごとをわかりやすく書く方法を学びましょう。

2024年9月5日付の朝日小学生新聞で掲載された記事の中から、エッセンスを取り上げてWEBでも紹介していきます。
※2025年3月27日をもちまして連載は終了いたしました。

5W1Hを使って文章を書こう

今回は、「5W1H」を使った文を書く練習をします。

5W1Hとは、

「いつ(When)」

「どこで(Where)」

「だれが(Who)」

「なにを(What)」

「どうした・どのようにした(How)」

これらに、

「なぜ(Why)」

を加えたものを言います。

5W1Hを使って、できごとをわかりやすく書く方法を学びましょう。

 

STEP1 「いつ」「どこで」「だれが(は)」「なにを」「どうした」をさがそう

つぎの「いつ」「どこで」「だれが(は)」「なにを」「どうした」にあたる言葉をあとの【   】の中からさがして書こう。

 

いつ    (        )

どこで   (        )

だれが(は)(        )

なにを   (        )

どうした  (        )

 

【 作文を 学校で 書きました ぼくは きのうの国語の時間に 】

 

★言葉をあてはめたら、声に出して読んでみよう。

 

STEP2 5W1Hを使って、夏休みのできごとをつたえる文章を書こう

夏休みのできごとを先生につたえよう。まず、5W1Hをメモし、それを使って文章を書いてね。

(例)

【5W1H】

いつ→8月のはじめに

どこで→おじいちゃんの家で

だれが(は)→わたしといとこは

なにを→スイカを

どうした→おなかいっぱい食べました

【文章】

 8月のはじめに、おじいちゃんの家で、

わたしといとこは、スイカをおなかいっ

ぱい食べました。スイカはあまくて、

とてもおいしかったです。

 


<ここから問題>

例のように、5W1Hを使って、夏休みのできごとをつたえる文章を書こう。

いつ

どこで

だれが(は)

なにを

どうした

 

                    

                    

                    

                    

                    

                    

                    

 

★さらに「なぜ」や、そのときのようすやどう思ったかも書くと、くわしくつたえられるよ。

問題の答え

STEP1の答え

いつ きのうの国語の時間に

どこで 学校で

だれが(は) ぼくは

なにを 作文を

どうした 書きました

ここをチェック

☐ 3つ以上正解だった

☐ 全部正解だった

☐ 5W1Hがわかった

STEP2の答え

(解答例)

いつ→おぼんに

どこで→広場で

だれが(は)→わたしは

なにを→ぼんおどりを

どうした→おどりました

 おぼんに、広場で、わたしはぼんおどりを

おどりました。たくさんの人が集まっていて、

にぎやかで、うきうきしました。

ここをチェック

☐ 5W1Hが使えた

☐ わかりやすく書けた

☐ ようすや気持ちも書けた

おわりに

5W1Hを使って書く練習をすると、正確でわかりやすい文章を書く力が身につきます。

※2024年9月5日 朝日小学生新聞に掲載の記事から作成(2025年3月27日連載終了)

※イラストは「イラストAC  カネーライス」および「イラストAC みんなのイラスト工房さん」より

小学生向け通信教育講座「ブンブンどりむ」

どりむ社(ブンブンどりむ)

『ブンブンどりむ』は、「マンガ形式の学びやすいテキスト」と「30年の実績ある、ほめて伸ばす添削指導」で、お子さまたちがこれからの社会で求められる「書く力」「考える力」を基礎から育み、ぐんぐん伸ばします。