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読解問題を得意にするには、問題文をじっくり読む習慣を身につけることが大切です。設問に早く答えようとして問題文を適当に読んでしまうと、内容がきちんと頭に入りません。まずは問題文の内容をしっかり頭に入れてから、設問に取り組むようにしましょう。

問題文を読むときには、傍線が引かれているところなど、設問に関わる部分に注目しながら読むのがポイントです。（　　）や□になっている部分があれば、どのような言葉や文章が入るのか、考えながら読むといいですね。

問題文の内容をきちんと頭に入れて読めるようになったら、次は読解問題の解き方を押さえましょう。ブンブンどりむのテキストでも解説しているように、理由を答えるときは「～から」で答える、文中から抜き出すときは一文字も変えることなく抜き出す、といった設問に合わせた解き方のコツが身につくと、かなり楽に取り組めるようになりますよ。

入試では、限られた時間の中で長い文章を読む力が必要になります。それには、スピードも大切です。低学年のうちから、さまざまな文章に親しんでおくといいですね。
中でもおすすめなのが、名作です。名作から活字を仕入れていると、語彙が効率的に増やせます。語彙力がつくと、頭の中が活字ですっきり整理しやすくなり、文章を速く読み解く訓練になります。

文章を読む訓練を積んで、読解問題の解き方のコツをしっかりと習得できれば、読解問題はこわくありません。学校の授業でも、入試でも、読解問題は避けては通れません。小学生のうちにしっかりとトレーニングしておきましょう。