Q.12
学習効果を確認するポイントは?
A.12
「ブンブンどりむを始めてもうすぐ1年。ちゃんと力がついているのか気になります。1年間の学習効果を確認するポイントを教えてください」――学年末などに、会員の方からこんな声が寄せられることがあります。
まずは次のポイントに注目して、お子さまの作文を読んでみてください。
- 一文一文を正しく書いている
- 原稿用紙の使い方が身についた
- 生き生きとした表現で書けている
- 文章の組み立て方が身についた
- 文章を上手にまとめられている
- 読み手を意識した工夫ができている
いかがですか? 少しでもお子さまの成長や変化が感じられるようでしたら、力がついてきている証拠です。そして一番大切なポイントは、「お子さま自身が学習の手応えを感じているかどうか」です。受講前と比べて、書くことに対する苦手意識がうすれてきた、あまり悩まずに書き出せるようになった、作文を最後まで書き上げるのに時間がかからなくなった――このような手応えをお子さま自身が感じているようなら、作文を書く力は着実に身についています。
3月号の提出課題「作文力判定テスト」(完成コースを除く)では、作文や読解問題などで構成されたテスト形式の課題に取り組みます。総合的な国語力がどれくらい身についているか、学習到達度を確認する機会にしていただくといいでしょう。
書く力は一朝一夕に身につく力ではありません。また、学習の効果を感じる時期には個人差があります。つい短期間で大きな成果を求めてしまいがちですが、大事なのは「継続して学習すること」です。毎月テキストや提出課題に取り組むことで、書き方のコツを一つひとつつかんでいきます。あせらずに、じっくりと学習できるよう、導いてあげてください。そして、お子さまの成長が感じられる部分をしっかりと認め、「上手に書けるようになったね! すごいね!」とたくさんほめてあげてください。