ブンブンママのハテナにお答えします

Q.13

話し言葉を使って書いてしまいます……

A.13

会員のみなさまの提出課題を読んでいると、「なので」「とか」「みたいな」「けど」「なんで」「でも」「あと」など、話し言葉を使っている作文を多く見かけます。話し言葉と書き言葉は、小学生のうちにしっかり使い分けられるようにしておきたいものです。

添削指導では、お子さまが提出課題の作文の中で話し言葉を使っているときは、( )で囲み、横に赤ペンで直します。添削されて戻ってきた提出課題をお子さまと一緒に読みながら、話し言葉が直されているところがあれば、「『とか』」は話し言葉だから、赤ペンコーチが『など』」と直してくれているよ」のように、お子さまに声をかけてあげてください。

話し言葉と書き言葉の使い分けは、日頃から意識することで習慣づけることができますので、ご家庭でも「『とか』は話し言葉だよ。作文では『など』を使うといいね」などと声をかけてあげるのも効果的です。

また、低・中学年のお子さまに比較的よく見られるのですが、作文で「パパ」や「ママ」を使って書いていることがあります。間違いではありませんが、「パパ」や「ママ」は作文では使わないほうがいいですね。添削指導では、「パパ」、「ママ」の横に、赤ペンで「お父さん」、「お母さん」と書き入れています。

作文を書き終えた後に、作文を読み直して、話し言葉を使っていないか、確認するといいですよ。

話し言葉を使って書いてしまいます……