全国学力テストは 「書く力」 がカギ! 今すぐできる家庭での国語力対策とは

全国学力テストは 「書く力」 がカギ! 今すぐできる家庭での国語力対策とは

「全国学力・学習状況調査(以下、全国学力テスト)」 をご存じでしょうか?
これは小学6年生を対象に毎年4月に実施される全国規模の学力テストで、文部科学省が日本全国の子どもたちの学力や学習状況を把握するために行っているものです。
保護者の皆さまの中には、 「テストの結果が気になる」 「うちの子は大丈夫かな…」 と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。特に、ここ数年で注目されているのが記述式問題の割合が増えている点です。
この記事では、全国学力テストの最新動向と 「書く力」 の重要性、家庭でできる対策、そして「書く力」 を伸ばす作文教育として注目されている 『ブンブンどりむ』 についてご紹介します。

1.全国学力テストとは?――目的と出題傾向の変化

全国学力テストは、2007年度から毎年実施されており、国語・算数を中心に 「知識の理解」だけでなく、 「思考力 ・ 判断力 ・ 表現力」 を測る問題が数多く出題されます。

文部科学省の資料によると、調査の目的は 「義務教育の機会均等とその水準の維持向上のため」 であり、単なる学力ランキングを示すものではありません。

ここ数年の傾向として特に注目されているのが、記述式問題の増加です。2023年度の調査では、国語A・Bともに複数の記述問題が出題されました。

たとえば、

・「筆者の考えを踏まえて、あなたの考えを○○字以内でまとめなさい」

・「資料を読んで、問題点を説明しなさい」

といった問題です。

これらはまさに、 「考えを言語化する力」 =書く力求められる問題です。

 

2.記述力が求められる時代へ――なぜ「書く力」が必要なのか?

では、なぜここまで記述力が重視されているのでしょうか?

文部科学省が掲げる学習指導要領では、言語活動の充実が大きな柱とされており、すべての教科で 「自分の考えを説明し、論理的に表現する力」 の育成が求められています。

つまり、これからの教育で重視されているのは、次のような力です。

・単に 「正しい答え」 を出す

・「選ぶ」「穴埋めする」

だけでなく、

・自分の言葉で説明する

・相手に伝わるように構成する

・論理的にまとめる

といった、実社会にも通じる表現力・思考力です。

これは大学入試改革とも連動しており、今後ますます 「記述問題」 が重要視されていくと考えられます。

 

3.今はすべての教科で「国語力」が問われています

「記述問題」 と聞くと、国語のテストだけのものと思われがちですが、実はそうではありません。

全国学力テストでは、算数や理科など、他教科でも 「自分の考えを言葉で説明する力」 が問われる問題が増えています。

たとえば、2023年度の全国学力テスト(小学6年・算数B)では、

「友達にわかりやすく説明する方法を、図や言葉を使って書きなさい」 という問題が出題されました。

このような問題では、計算の正しさだけでなく、なぜそうなるのか、どう説明すれば相手に伝わるのかという力が求められます。

つまり、算数的思考を言葉にする力=国語力・言語表現力が問われているのです。

これは 「教科横断的な国語力」 とも言われ、すべての教科で 「書く力」 が求められる時代になっていることを示しています。

どんなに正しい考えを持っていても、それを他人に伝える言葉がなければ、テストで評価されにくくなる――。

今、学校教育で求められているのは、まさにこの 「伝える力」 なのです。

 

4.家庭でできる!書く力を育てるための3つのステップ

「記述問題が増えているのは分かったけれど、家庭では何ができるの?」

そんな疑問をお持ちの保護者の方に向けて、家庭で始められる 「書く力」 の育て方3つご紹介します。

1. 「なぜ?」と問いかける会話を増やす

「なぜそう思ったの?」 「どうしてその答えにしたの?」 と問い返してあげることで、思考を言語化する力が育まれます。

2. 読んだ本について話す・書く

読書後に 「どんな場面が印象に残った?」 などと話し合いながら、簡単な感想文にしてみましょう。長文でなくてもOKです。

『ブンブンどりむ』 では、読んだ本の題名や作者、内容の簡単なあらすじを記録(メモ)しておくことをおすすめしています。

3. 日記・記録を書く習慣をつける

「今日はこんなことがあった」 と自由に書かせてみることで、書くことへの抵抗が減ります。最初は親子で一緒に書くのもおすすめです。

 

5.『ブンブンどりむ』で“書く力”を伸ばす!作文教育が不安を安心に変える理由

『ブンブンどりむ』 は、小学生向けの作文添削通信教育です。

監修は教育学者・齋藤孝先生。国語力・表現力・思考力を総合的に育てる教材設計となっており、全国学力テストで求められる 「記述力」 「論理的思考力」 の土台を育てます

特徴1:個別添削で「書く力」を確実に伸ばす

お子さまの作文に対して赤ペンコーチがていねいにフィードバック。書く楽しさと自信を育みます。

特徴2:マンガでわかる構成・表現のコツ

書き方のコツをマンガで学べるため、作文が苦手なお子さまも取り組みやすい設計です。

特徴3:書く力=考える力を伸ばす設計

ただの「作文教材」ではなく、「なぜ?」「どう思った?」を言語化する訓練が日常的にできます。

全国学力テストの記述問題対策としても、多くの保護者様から高評価をいただいています。

 

まとめ:全国学力テストの準備は、「書く力」から始めよう!

 全国学力テストでは、今後ますます 「 書く力 」 が問われていくでしょう。

この力は、一朝一夕で身につくものではなく、日々の積み重ねが大切です。

「 うちの子、記述問題が苦手かも…」 と感じたら、まずは家庭での対話や日記、感想文などの小さな一歩から始めてみましょう。

そして、さらに力をつけたいと思ったときには、 『ブンブンどりむ』 という選択肢があります。

お子さまが 「書くって楽しい!」 と感じられる体験を、ぜひご家庭で。 

 

小学生向け通信教育講座「ブンブンどりむ」

どりむ社(ブンブンどりむ)

『ブンブンどりむ』は、「マンガ形式の学びやすいテキスト」と「30年の実績ある、ほめて伸ばす添削指導」で、お子さまたちがこれからの社会で求められる「書く力」「考える力」を基礎から育み、ぐんぐん伸ばします。

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