作文力アップのコツ【生き生きと表現するには】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

作文力アップのコツ【生き生きと表現するには】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

2023年10月から月2回、朝日小学生新聞で「ブンブンどりむ」の連載がスタートしました。
その名も「さくっと書ける文章教室」

作文がうまくなりたい小学生に、作文の通信添削講座「ブンブンどりむ」がコツを教えます。
音やようすを表す言葉を使うと、生き生きとした表現になることを学びましょう。

第10回は「音やようすを表す言葉を使って文を書く」がテーマです。

2024年2月15日付の朝日小学生新聞で掲載された記事の中から、エッセンスを取り上げてWEBでも紹介していきます。

音やようすを表す言葉を使って書こう

今回は、音やようすを表す言葉を使って書くことにチャレンジします。

どんどん使って、場面を生き生きと表現してみましょう。

 

STEP1 文の中に音やようすを表す言葉をいれてみよう。

1~4の(  )にあう言葉を書こう。【  】から1つずつ選んでね。

<文章>

1 先生が(    )とゆかをならしました。

2 みんな(    )して見ています。

3 手の中に(    )と花が出てきました。

4 (   )と大きなはく手がわき起こりました。

【わくわく パチパチ ぱっ ドンドン】

 

  線の言葉がある文と、ない文を読みくらべてみよう。

 

STEP2 音やようすを表す言葉を使って文を作ろう

  の言葉から、どんな音(声)やようすを想像できるかな。「なにが、どうする(音、声、ようす)」の形で書くと〔   〕のようになるよ。

ワンワン

〔犬がほえる声〕

ガタンゴトン

〔電車が走る音〕

そよそよ

〔風がふくようす〕

ゴーン

〔お寺のかねが鳴る音〕

きらきら

〔星が光るようす〕


 

<ここから問題>

次の例のように、1~4の言葉を使って文を作ろう。上の〔   〕をヒントにしてもいいし、自分で考えてもいいよ。

(例)ワンワン

 犬がワンワンとほえる。 

1 ガタンゴトン

[             ]

2 そよそよ

[             ]

3 ゴーン

[             ]

4 きらきら

[             ]

 

★1~4の言葉は「どうする」の前に置くとわかりやすいよ。

問題の答え

STEP1の答え

1 ( ドンドン )

2 ( わくわく )

3 ( ぱっ )

4 ( パチパチ ) 

ここをチェック

☐ 【  】から選べた

☐ ──線の言葉がある文と、ない文を読みくらべた

☐ 全部正解できた

STEP2の答え

1 電車がガタンゴトンと走る。

2 風がそよそよ(と)ふく。

3 お寺のかねがゴーンと鳴る。

4 星がきらきら(と)光る。

ここをチェック

☐ 「なにが」が書けた

☐ 「どうする」が書けた

☐ 音とようすを考えて文が作れた

おわりに

例文やお子さんが作った文を、いっしょに音読してみましょう。ほかにどんな言い回しがあるか考えたり、調べたりすると、表現のはばが広がります。

※2024年2月15日 朝日小学生新聞に掲載の記事から作成

※イラストは「イラストAC みんなのイラスト工房さん」より

小学生向け通信教育講座「ブンブンどりむ」

どりむ社(ブンブンどりむ)

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