作文力アップのコツ【5W1Hを入れてくわしく書こう】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

作文力アップのコツ【5W1Hを入れてくわしく書こう】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

2023年10月から月2回、朝日小学生新聞で「ブンブンどりむ」の連載がスタートしました。
その名も「さくっと書ける文章教室」

作文がうまくなりたい小学生に、作文の通信添削講座「ブンブンどりむ」がコツを教えます。
「いつ」「どこ(で)」「だれ(が)」「なに(を)」を入れて、見つけたものについて書くと、自然にくわしく伝える文章になります。

第11回は「5W1Hを入れてくわしく書く」がテーマです。

2024年3月7日付の朝日小学生新聞で掲載された記事の中から、エッセンスを取り上げてWEBでも紹介していきます。

見つけたものをくわしく伝えよう

今回は、見つけたものをくわしく書くことにチャレンジします。

「いつ」「どこ(で)」「だれ(が)」「なに(を)」を入れて、くわしく伝える文章を書いてみましょう。

 

STEP1 「いつ」「どこ」「なに」「気づいたこと」の順に書いてみよう。

3月のはじめに、野原で、なの花を見つけたよ。〔    〕や(    )に「いつ」「どこ」「なに」「気づいたこと」の順に書いてね。(    )は【   】から1つずつ選んでね。

 

 〔      〕に、〔     〕で、わたしは〔    〕を見つけました。

 一本のくきに(    )がたくさんついていました。

 花の色は(    )で、花びらの数は(    )でした。

 

【 花 黄色 4まい 】

 

★なの花のようすがくわしく伝わるね。思い浮かべながら読んでみよう。

 

STEP2 発見メモをつくって、見つけたものをくわしく伝える文章を書こう

身のまわりで見つけたものの「発見メモ」を作り、それをもとにくわしく伝える文章を書いたよ。

(例)

発見メモ

いつ    3月5日

どこ(で) 庭のツバキの木

なに(を) メジロ

気づいたこと

・少し暗いきみどり色

・目のまわりが白い

・花のみつをすっていた

文 章

 3月5日に、庭で、わたしはメジロを見つけました。からだは少し暗いきみどり色で、目のまわりは白でした。ツバキの木にとまって、花のみつをすっていました。

 

<ここから問題>

上の例のように発見メモを作ってから、見つけたものをくわしく伝える文章を書こう。

見つけたもの 〔          〕

                    

                    

                    

                    

                    

                    

                    

 

★「いつ」「どこ」「だれ」「なに」は一文で書き、「気づいたこと」をくわしくしよう。

問題の答え

STEP1の答え

 〔 3月のはじめ 〕に、〔 野原 〕で、わたしは〔 なの花 〕を見つけました。

 一本のくきに(  )がたくさんついていました。

 花の色は( 黄色 )で、花びらの数は( 4まい )でした。

ここをチェック

☐ 文章が書けた

☐ 〔  〕(  )に入る言葉がわかった

☐ 全部正解できた

STEP2の答え

(例)

見つけたもの〔 テントウムシ 〕

 3月7日に、公園で、わたしはテントウムシを見つけました。大きさは6ミリぐらいでした。はねの色は赤で、黒いはんてんが7つありました。葉の先まで歩いて、飛んでいきました。

ここをチェック

☐ 見つけたものが書けた

☐ 「いつ」「どこ」「だれ」が書けた

☐ くわしく書けた

おわりに

見つけたものをくわしく伝えようとすることで、観察する力がつきます。「いつ」「どこ」「だれ」「なに」をおさえると、わかりやすい文章が書けます。

※2024年3月7日 朝日小学生新聞に掲載の記事から作成

※イラストは「イラストAC みんなのイラスト工房さん」より

小学生向け通信教育講座「ブンブンどりむ」

どりむ社(ブンブンどりむ)

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