作文力アップのコツ【国語辞典を引こう】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

作文力アップのコツ【国語辞典を引こう】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

2023年10月から月2回、朝日小学生新聞で「ブンブンどりむ」の連載がスタートしました。
その名も「さくっと書ける文章教室」

作文がうまくなりたい小学生に、作文の通信添削講座「ブンブンどりむ」がコツを教えます。
国語辞典を引く習慣を身につけることで、使える言葉がふえ、文章が書きやすくなります。
第9回は「国語辞典を使って意味調べをする」がテーマです。

2024年2月1日付の朝日小学生新聞で掲載された記事の中から、エッセンスを取り上げてWEBでも紹介していきます。

国語辞典を使って言葉の意味を調べてみよう

今回は、国語辞典を使って言葉の意味調べをします。

わからない言葉はどうやって調べたらいいでしょうか。

まずは、おうちの人といっしょに国語辞典を引いてみましょう。

 

STEP1 国語辞典を使って言葉の意味を調べよう

次の文章を読み、国語辞典を使って1~4の言葉の意味を調べよう。あとのア~エから正しい説明を1つずつ選んで(   )に書いてね。

<文章>

 もうすぐ節分です。

 豆をまいて、邪気をはらい、無病息災を祈りましょう。

 

調べる言葉

1 邪気  (   )

2 はらう (   )

3 無病  (   )

4 息災  (   )

 

言葉の意味

ア 病気にかからないこと

イ 病気などを起こす悪い気

ウ 取りのぞく

エ 健康でいること

 

★おうちの人といっしょに調べると、コツを教えてもらえるかも。辞典にのっている例文を読むと、使い方がわかるよ。

 

STEP2 国語辞典で言葉の意味を調べ、正しいほうの文を選ぼう

──線の言葉を国語辞典で引き、使い方が正しいほうの文を選ぼう。できたら、選んだ文の  の中の字を順番に書こう。

(例)

1  練習がたりなかったとくやむ

   試合に勝ちたいとくやむ

2  この道はずっとすなおだ

   弟はとてもすなおだ

3  ペットの世話をする。

   世話をよく聞く。

4  机の上に本を平らげる

   ごちそうを平らげる

 

<ここから問題>

──線の使い方が正しいほうの文を選ぼう。できたら、  の中の字を書こう。節分で魔よけとしてかざることもある植物の名前になるよ。

1  いやだと二つ返事をする。

   二つ返事で引き受ける。

2  紙を板ばさみにする

   けんかする二人の板ばさみになる。

3  うたがわれるとは心外だ

   百点は予想通りで心外だ

4  ゲームがしたくてうずうずする。

   宿題がうずうずとたまっている。

       

 

★──線の言葉を国語辞典で調べたら声に出して読み、おうちの人と話すときなどに使ってごらん。

問題の答え

STEP1の答え

1 (  )

2 (  )

3 (  )

4 (  ) 

ここをチェック

☐ 国語辞典が引けた

☐ 調べた意味がわかった

☐ 国語辞典で、意味だけでなく例文も読んだ

☐ 全部正解できた

STEP2の答え

ここをチェック

☐ 声に出して読めた

☐ 正しい文が選べた

☐ 全部正解できた

☐ 正解が予想できた

おわりに

国語辞典の使い方は小学校3年生で習います。まだ習っていない場合は、親子で知っている言葉もふくめて、どんどん引いてみましょう。読み物のように楽しみながら、使える言葉が豊かになります。コミュニケーションを深められるようになりますよ。

※2024年2月1日 朝日小学生新聞に掲載の記事から作成

※イラストは「イラストAC みんなのイラスト工房さん」より

小学生向け通信教育講座「ブンブンどりむ」

どりむ社(ブンブンどりむ)

『ブンブンどりむ』は、「マンガ形式の学びやすいテキスト」と「30年の実績ある、ほめて伸ばす添削指導」で、お子さまたちがこれからの社会で求められる「書く力」「考える力」を基礎から育み、ぐんぐん伸ばします。

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