今回も、ブンブンどりむの会員の保護者様からよく寄せられる声を紹介いたしますね。
その声とは・・・
「どうしても書くことが思いつかなくて書けないときどうしたらよいですか?」
この点について見ていきます。
ブンブンどりむでは、毎月さまざまなテーマの作文に取り組みます。書きたいことがすぐに浮かんでスラスラ書けるテーマもあれば、筆が進まなくて悩んでしまうテーマもあるでしょう。
お子さまがじっと考え込んで悩んでいるときは、まずは根気よく見守ってあげてください。すぐに手助けしてしまうと、じっくりと考える習慣が身につきません。それから「□□のとき、○○さんはどうしたのかな、どんな気持ちだったかな」などと声をかけてあげるといいでしょう。おうちの方との会話の中で、作文の題材が見つかったり、アイデアがどんどんふくらんでいったりするものです。
お子さまにヒントを与えるときは、細かい内容までアドバイスしすぎないように、題材のネタ出し程度にとどめておくことが大切です。日常生活のちょっとした発見や体験の中からネタを探し、お子さま自身で自由な発想をふくらませていけるよう、導いてあげましょう。
それでも書けないときは、作文例を写しても構いません。良質の作文を写すことで、作文の書き方を学び、書くことに慣れていきます。そのうちまねをするだけでは物足りなくなり、自分の言葉で表現することができるようになるでしょう。
※作文例をまねして書くことについては、こちらの記事も参考に。
テーマに合う体験がなくて書けない場合は、お子さまの書きやすいテーマで書いていただいても構いません。各課題の目標ポイントに沿って作文が書けていれば、お子さまの作文のテーマに合わせて添削指導をさせていただきます。一行しか書けいなくてもOK。まず提出できたことをほめた上で、「次はこんなふうに書いてみよう」とお子さま一人ひとりに合わせたアドバイスをさせていただきます。
作文の題材が思いつかずに「何を書こう」と考えている時間は、お子さまにとって苦しい時間かもしれません。しかし、なるべく自分で考える時間をとることが、深い思考力を身につけることにもつながっていきます。
自分で考えて、たとえ一文でも書いてみること。
字数で見たら、小さなものに見えるかもしれませんが、とても大きな一歩になっていきますよ。
※冒頭のイラストは「イラストAC ミミクリさん」より
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