作文力アップのコツ【できごとを思い出して文章にしよう】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

作文力アップのコツ【できごとを思い出して文章にしよう】「ブンブンどりむ」がコツを伝授「さくっと書ける文章教室」

10月から月2回、朝日小学生新聞で「ブンブンどりむ」の連載がスタートしました。
その名も「さくっと書ける文章教室」

作文がうまくなりたい小学生に、作文の通信添削講座「ブンブンどりむ」がコツを教えます。
できごとを思い出しながらくわしく書くときは、順序やものの名前に気をつけると上達します。

第7回は「できごとを思い出してくわしく書く(体験作文)」がテーマです。

2024年1月4日付の朝日小学生新聞で掲載された記事の中から、エッセンスを取り上げてWEBでも紹介していきます。

お正月のできごとを書いてみよう

今回はお正月のできごとを文章にします。

できごとを思い出しながらくわしく書くときは、順序やものの名前に気をつけることがポイントです。

 

STEP1 お正月のできごとを書こう

お正月のできごとを文章にしよう。(  )に合う言葉を、あとの    から1つずつ使ってね。

 

 デパートの入り口に、りっぱな(   )がありました。

 和室の床の間に(   )をかざりました。

 神社に新しい(   )がはってありました。

 元日の朝は(   )と(   )料理を食べました。

 広い公園で(   )をしました。

しめなわ 門松 おせち たこあげ 鏡もち ぞうに

 

★ひとつひとつのようすを思いうかべながら、声に出して読んでみよう。

 

STEP2 お正月のできごとを順番に書こう

例のように、「はじめに」「つぎに」「さいごに」を使って、お正月のできごとを順番に書こう。

(例)初もうでに行ったこと

 一月一日は、家族で初もうでに行きました。

 はじめに、おさい銭を入れ、ていねいにおじぎをしてから、手を合わせて願いごとをしました。

 つぎに、みんなでおみくじをひきました。

 さいごに、破魔矢をいただいて帰りました。

<ここから問題>

まず、書きたいことを決めよう。その内容を起きた順に3つ、メモしてから書きはじめよう。

 

 

書く前に内容をメモしておくと、つなげればすらすら書けるよ。

問題の答え

STEP1の答え

 デパートの入り口に、りっぱな(門松)がありました。

 和室の床の間に(鏡もち)をかざりました。

 神社に新しい(しめなわ)がはってありました。

 元日の朝は(ぞうに)と(おせち)料理を食べました。

 広い公園で(たこあげ)をしました。

ここをチェック

    から選べた

・(  )に入る言葉が3つ以上わかった

・すべて正解できた

STEP2の答え(例)

 かるた取りをしたこと

 お正月に、いとこたちとかるた取りをしました。

 はじめに、かるたをならべました。

 つぎに、かるたを読む人を決めました。

 さいごに、取った枚数を数えたら、私の勝ちでした。

ここをチェック

・書く前にメモができた

・「はじめに」「つぎに」「さいごに」が使えた

・正しい順番で書けた

おわりに

季節の節目となる行事は、伝統的な文化にふれて知識や体験を豊かにするチャンスです。順序立てて考える練習をすると、ものごとを整理して書く力が身につきます。

※2024年1月4日 朝日小学生新聞に掲載の記事から作成

※イラストは「イラストAC みんなのイラスト工房さん」より

小学生向け通信教育講座「ブンブンどりむ」

どりむ社(ブンブンどりむ)

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